初任日本語教師・ボランティア(支援者)
(経験約3年未満・約300時間以内の経験者)
*日本語教師の養成/講座/試験は受けたけれど、まだ教えたことがない人も可。
*日本語非母語話者もOK。講座は日本語のみで行いますので、中上級(B2)以上の日本語力を有する方。
※自分が対象者かどうか分からない人は、〈説明会〉にご参加いただくか、本講座事務局まで直接ご相談ください。
➡〈説明会〉の詳細は以下をクリックしてください
初任日本語教師・ボランティア(支援者)
(経験約3年未満・約300時間以内の経験者)
※日本語教師の養成/講座/試験は受けたけれど、まだ教えたことがない人も可。
※日本語非母語話者もOK。講座は日本語のみで行いますので、中上級(B2)以上の日本語力を有する方。
講座名 |
日本語教師学び隊 第11期 |
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開講日時 |
2025年6月28日~11月22日(5回) 日本時間13:30~16:00(途中休憩あり) ※毎回16:00~16:30に放課後タイムがあります(参加任意) |
開講場所 |
オンライン(Zoom) |
主催 |
NPO法人YYJ・ゆるくてやさしい日本語のなかまたち ●監修・講師:奥村三菜子(YYJ) |
受講料 (全5回) |
10,000円:銀行振込 10,600円:Peatix(クレジットカード払い可) |
〈注〉 |
講座リニューアル後の開講につき、第11期は半額(第11期特別価格)となっております。 *第12期以降は、20,000円となります。 |
定員 | 20名(先着) 申込〆切:6月22日(日) |
対象者 | 初任日本語教師・ボランティア(支援者) (経験約3年未満・約300時間以内の授業経験者) ※日本語非母語話者もOK。講座は日本語のみで行いますので、中上級(B2)以上の日本語力を有する方 ※自分が対象者であるかどうか分からない方は、〈説明会〉にご参加いただくか、本講座事務局までご相談ください。 |
その他 | 講座期間中はPadletを使用します ※使用方法などは講座内でお知らせします。 |
お問合せ | 「日本語教師学び隊」事務局 manabitai.jp@gmail.com |
定員 |
20名(先着) 申込〆切:6月14日(土) |
グループワークも多いので、できるだけ当日にご参加いただくことをお勧めしていますが、もし欠席された場合でも、後で録画をご覧いただけます。
※次の期・第12期以降で、欠席回を再受講できるシステムもございます。(再受講料:1回 1,000円)
短期の通信講座や地域のボランティア日本語教師向けの養成講座など、何らかの研修や講座を受講した経験があれば大丈夫です。「日本語教育能力検定試験」や「日本語教員試験」の受験経験や合否も不問です。
以下の日程で〈説明会〉を開催いたします。
講座について、講師から簡単な説明を行った後、皆様からのご質問にお答えします。
※説明会のご参加は任意です。説明会に参加しなくても講座にお申込みいただけます。
*時間は全て〈日本時間〉です。
(上記日時でご都合がつかない方は、本講座事務局までご相談ください)
愛媛県在住。日本語教師歴33年。
1990年代より海外の大学、市民講座、日本語補習授業校小学部・幼稚部などで日本語教育に携わる。2013年より日本国内の大学、短大、専門学校、地域日本語教室などで日本語教育を行っている。これまでに日本語教師現職者研修やボランティア研修の講師を多数務める。
現職:NPO法人YYJ・ゆるくてやさしい日本語のなかまたち(副理事)
〈主著〉
『日本語教師のためのCEFR』(共編著,くろしお出版,2016年)
『CEFR-CVとことばの教育』(共著,くろしお出版,2024年)
好きなもの:ビール、日本酒
嫌いなもの:甘いもの、掃除
「技術者としての語学教師に終わらず、知力のある考える教育者になってください」
これは、私が日本語教師になりたての頃、ある先生に言われたことばです。日本語教師として一歩を踏み出した皆さんにも、「自ら考える教師」としてどんどん進化し続けていただきたいと願っています。
日本語教師の仕事は〈心〉〈技〉〈知〉に支えられています。〈心〉は〈技〉を支える原動力になります。ですが、〈心〉だけで〈技〉を磨くのは困難です。そこで大切になるのが〈知〉です。〈知〉とは「知識」だけではありません。知識を実践へとつなげていくことのできる力、すなわち「自ら考える力・自ら考えたことを実行に移す力」を指します。
良い教師・良い授業のための唯一無二の正解も即効薬もありません。自ら考える力をじっくりと身につけることが、遠回りのようでも一番の近道です。
「ナゼこの活動をするのか?」「ナゼこの教材を使うのか?」・・・この講座を通して、いろいろな「ナゼ」について自分の頭で考える・仲間とともに考える、その習慣を身につけていきましょう。それが、必ず、明日の授業への自信となります。
皆さんも【なかまとともに 学び続ける教師】を目指してみませんか?
奥村三菜子(講師)
学び隊に参加するまで、「教える」ということは「学習者に知識を与える」ことだと思っていました。しかし、学び隊に参加して、教師の役割は、上から与えることではなく、学習者自らが考え自立/自律して学習できるように下からサポートするということだと知りました。そのためのしかけなど、授業作りのヒントも学び隊で学びました。学び隊では、いつも刺激を与えてくれる素敵な「同期」とも出会うことができました。(この年で、同期ができる喜びはなかなかないものです!) 講師の先生、仲間との出会いに感謝しています。
(第7期生・Yさん)
「学び隊」とは、日本語教育という未知の海へ漕ぎだした私にとって、何を大切にして、どこを目指して進んでいったらいいのかを示す「コンパス」です。また、冒険の仕方のヒントや、何よりも一人ではなく共に進んでいける仲間を見つけることができた有難い存在です。冒険に必要な「サバイバルセット」には、「ラジオ」も入っていますが、どんな情報にアンテナを立てて試行錯誤しながら正確にチューニングしたらよいのかなども学ぶことができたと思います。「学び隊」のおかげで、「心の救命胴衣」も手に入れられ、溺れずに冒険を続けています。
(第8期生・Sさん)
私にとって「学び隊」とは、「人や興味との出会いの泉」です。私は、大学の専門課程や養成講座を経ず、日本語教育能力検定試験合格だけで日本語教師になったため、実践や理論についてざっくばらんに話せる仲間がいませんでした。ここでの学びの特徴は、正解がないことです。自分で考え、仲間と話し、また考え…。教師一年目に、こうした「考える」旅をともにする仲間と出会えたことは大きな財産です。現在は、学び隊の修了生が企画する読書会や勉強会で学び、期をまたいだ仲間ができ、日々の刺激、そして活力となっています。
(第9期生・Sさん)
職場の先輩から紹介され、日本語教師として仕事を始めて半年たった頃に「学び隊」に参加させていただきました。講座ではどの意見も受容され、仲間の様々な考えにふれることができて、導いてくださる先生方も講座生もまさに「ともに学ぶ仲間」だと感じました。これこそ日本語教師に限らず「教師」と呼ばれるすべての人に必要な姿勢だということを実感しました。毎回提出する振り返りもていねいにフィードバックしてくださり、学ぶ人が大切にされていました。このときの感覚は、いま自分が学習者に接するときにも一番大事なこととして刻まれています。
(第10期生・Kさん)